← Works に戻る ● 実践中
AI駆動開発の体系化
AIエージェントとの協働プロセスを体系化し、再現可能な開発手法として確立。88+のルール・42のスキルでAIの出力品質を管理し、チーム全体の開発速度と品質を向上させる。
一般的な「AI活用」との違い
多くのエンジニアがChatGPTやCopilotを「便利な道具」として使っています。しかし、それは個人の生産性を上げるだけで、チームや組織のレベルでは再現できません。
一般的なAI活用
使い方
ChatGPTに質問する
品質管理
人間が毎回チェック
失敗対応
「次回気をつける」
再現性
個人のスキルに依存
スケール
自分だけが速い
AI駆動開発(体系化)
使い方
AIエージェントが自律的に
仕様→実装→検証を回す
仕様→実装→検証を回す
品質管理
88+のルールで
AIの出力品質を自動管理
AIの出力品質を自動管理
失敗対応
失敗を即ルール化し
二度と起きない仕組みにする
二度と起きない仕組みにする
再現性
誰でも同じ品質で
開発できるフローを提供
開発できるフローを提供
スケール
チーム全体が速くなる
Spec-Driven Development
AIとの協働で最も重要なのは「何を作るか」の仕様が明確であること。人間が仕様を承認し、AIエージェントが実装し、自動検証で品質を担保するフローを確立しました。
01
Spec(仕様策定)
人間が仕様を書き、レビュー・承認する。AIは仕様の草案作成を支援。
02
Implement(実装)
AIエージェントが仕様に基づいて実装。ルール体系に従い、アーキテクチャ・命名規約・テストパターンを自動遵守。
03
Verify(検証)
自動テスト+人間レビュー。検証結果をフィードバックとしてルールに反映。
ハーネスエンジニアリング
「AIエージェントの全ての失敗は、ルールまたはスキルに変換される」——これがハーネスエンジニアリングの原則です。
AIエージェントが間違ったコードを生成したとき、その失敗を分析し、再発防止のルールを作成します。ルールは蓄積され、AIの出力品質は時間とともに向上します。
構築した体系
- 88+のルール — Clean Architecture、DDD、セキュリティ、テスト、コーディング規約など、AIが守るべきルールを体系化
- 42のスキル — タスク分解、実装ガイド、PR作成、API テスト生成など、AIが実行する定型作業を自動化
- フィードバックログ — 全てのAI失敗を記録し、ルールへの変換を追跡
- 品質スコアリング — モジュールごとの品質をグレーディングし、改善優先度を管理
実践した技術基盤
エンタープライズHR SaaS(勤怠管理・給与計算・労務管理)の開発で、以下の技術基盤上でAI駆動開発を実践しました。
バックエンド
- Go + ConnectRPC(gRPC/HTTP/2)
- Clean Architecture + DDD(15+ドメインモジュール)
- PostgreSQL(Bi-temporal Data Model、Row-Level Security)
- sqlc(型安全SQL生成)+ Atlas(宣言的スキーマ管理)
- OpenTelemetry(分散トレーシング)
- River(Postgres-nativeジョブキュー)
フロントエンド
- Next.js 15 + React 19(App Router、Server Actions)
- TypeScript + TanStack Query + Zod
- pnpm monorepo + Turborepo
品質・自動化
- 1872+テストファイル(ユニット+統合+E2E)
- 29+ CI/CDワークフロー(GitHub Actions)
- 差分ベースlint・affected-onlyテスト(全体の1/10の時間で実行)
- ADR(Architecture Decision Records)23件
提供できる価値
1. AI駆動開発の導入支援
既存の開発チームに対して、AIエージェントとの協働プロセスを導入できます。ルール体系の構築、スキルの設計、フィードバックループの確立を支援します。
2. 開発基盤の構築
Clean Architecture + DDDの設計力と、AI駆動開発のプロセス設計を組み合わせ、高品質かつ高速な開発基盤を構築します。
3. 教育・ナレッジ共有
AI駆動開発の手法を文書化し、チームメンバーが再現できる形で共有します。「属人化しない」開発手法の定着を支援します。